沿線の警察署にご協力をいただきながら毎年開催しております。

今年の想定は、何段階にも分かれたものでした。
まず、不審者を発見したので最寄りの警察署に通報し警察署員に乗り込んで、対応していただく。職務質問を続けていたところ、不審者が激高し他の乗客に危害を加える恐れがあったため、車掌が機転を利かせて別車両に他の乗客を誘導します。
その後不審者は逃走を図ろうとするものの警察署員に制圧されますが、別の協力者がいて他のお客様を突き飛ばし、不審者の検挙を妨害する挙動に出たので、あわせて警察署員が制圧し、突き飛ばされてけがをしたお客様の応急手当と救急への通報を車掌が行うというものでした。
不審者は液体状の不審物を智頭駅停車中の列車内に残しており、それを発見した車内点検中の運転士が警察に連絡したところ、智頭急行社員の退避指示を受け、社員は退避し、不審物の処理に機動隊が出動・対応するというものでした。

このような事案が起こらないのが一番ですが、万一の場合、どのような対応をすべきかの確認をしておくことは必要だと思います。