智頭急行株式会社

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2024年11月4日(月・祝)大感謝祭での主催者挨拶(要旨)

更新日: 2024年11月05日

皆さん、おはようございます。
大感謝祭に多くのお客様においでいただき、ありがとうございました。

またお忙しい中、佐用町の庵逧町長、西粟倉村の青木村長、鳥取駅の小川駅長、そして弊社の役員をしていただいてる団体からもご出席いただきました。
誠にありがとうございました。

そしてJAの智頭支所をはじめ、沿線の団体の皆さんにもブースを設置していただきましたし、JR西日本をはじめ、若桜鉄道、井原鉄道、北条鉄道、アベ鳥取堂からもご参加いただきました。ありがとうございました。

さて今年の12月に弊社は開業30周年を迎えますが、そもそも開業までも大変でした。

智頭線の区間の建設は今から130年前に決定していました。
境港から米子、鳥取、智頭を経由して上郡に至るルートが陰陽連絡線として建設されることとなっていました。
ところが和田山に向かうルートに変更され、現在の山陰本線が出来上がりました。

その後因美線が出来、智頭までつながりましたが、その先は津山のほうに向かいました。

智頭線の建設は昭和10年代に一度決定しましたが、第2次世界大戦により立ち消えになってしまいました。

戦後になってようやく国鉄智頭線の建設が決定し、順調に工事が進んでいた時に、国鉄の合理化の影響で工事が打ち切りとなってしまいました。

その際に鳥取・兵庫・岡山の3県と沿線市町村、関係団体が出資をしていただき、第三セクターである弊社が設立され、工事が再開し、平成6年12月3日の開業を迎えることができたのです。

ところがその1か月ほどのち阪神・淡路大震災が起こり、一部区間の運休が4月まで続きました。

その後好調に推移しますが、台風による被害で一部区間が不通になったこともありました。

そしてつい最近はコロナで3年間赤字が続くということもありました。

ようやく昨年は黒字に転換し、今年の30周年を迎えることができ、私としてはほっとしているところです。

開業30周年を迎えることができたのは、ご利用をいただいた皆様のおかげです。皆様への感謝の思いをお伝えしようと、この催しを準備しました。今日は乗務に関わっているもの以外はほとんど社員総出で皆様におもてなしをする予定です。

ぜひ短い時間ではありますが、お楽しみいただければと思います。

本日はありがとうございました。

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